
FAQ
FAQ(よくある質問)
Q.自分の裁判記録は確認できますか?
民事裁判を弁護士に依頼しているものの、資料がごちゃごちゃになってしまったので、裁判所に提出してある証拠類を整理したいという相談を受けることもあります。
長い裁判だと、主張した準備書面や提出した証拠類がどれなのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。
このような相談は、弁護士に依頼しているのであれば、依頼している弁護士に確認するのが一番はやいです。
証拠関係については、証拠説明書に提出した証拠がまとめられているはずですので、その写しをもらえれば確認できます。提出している準備書面も同じです。
相手が提出した証拠も、相手が提出した証拠説明書に書かれているはずです。
このような主張や証拠提出が、いつおこなわれたのかを知るには、弁護士の期日メモによるか、正確には裁判所の期日調書を閲覧・謄写することで確認できます。
証拠提出や準備書面については、送達の関係で、提出期日がずれたりすることもあり、弁護士のメモが正確なものとは限りません。
いつ提出したかを明確に特定する必要性は高くないかと思いますが、正確に知りたいとなると、裁判所の期日調書の確認が必要になってくるでしょう。
我々も、裁判の途中から依頼を受けるようなことがあり、そのような場合、ご自身や以前の弁護士がどのような活動をしていたのか知る必要があります。このときには、期日調書の謄写をします。
ご自身で裁判所に謄写手続きをする場合には、証拠説明書や準備書面の上の方に書かれている事件番号で事件を特定し、裁判所に謄写申請をします。
謄写手続は、対応してくれない時間帯がある裁判所もあるので、事前に電話等で確認してから行った方が良いでしょう。
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