FAQ
FAQ(よくある質問)
Q.消滅時効援用後に住宅ローンは組める?
過去の借金を長期間支払っていないということで、消滅時効の援用をし、その後に住宅ローンを組みたいという相談があります。
住宅ローンを貸すかどうかは、あくまで銀行の判断になります。
銀行がどの程度の審査をするかによって組めるかどうかは変わってきます。
現在の収入の金額や安定性が不十分であれば、それを理由に審査が通らないことになるでしょう。
これらの問題をクリアできたとして、過去の借金がどうなっているかという問題があります。
過去の借金を長期間支払っていない場合には、信用情報機関に異動登録されていることが多いです。
この情報を何とかするために、消滅時効の援用をすることも多いです。
少なくとも、消滅時効は、援用をして初めて効力が出ます。援用により、支払義務がなくなります。
まず、援用をしなければ何も動きませんので、消滅時効期間が過ぎていて、援用がまだなのであれば、援用手続をしましょう。
そのうえで、信用情報機関がどのようになっているのかを確認する必要があります。
こちらは、各信用情報機関に開示請求をして内容を確認することになります。
信用情報がクリアになっているのであれば、それを理由に審査が通らないという事態は避けられることになります。
過去の債務状況が不安で、住宅ローン審査が通るか不安という人は、まずこれらの手続を進めるべきでしょう。
ジン法律事務所弁護士法人でも、消滅時効の援用手続は多く取り扱っています。ご相談は以下のボタンよりお申し込みください。