FAQ
FAQ(よくある質問)
Q.ネット口コミの名誉毀損の損害賠償額は?
最近は、ネット上での名誉毀損を理由とする損害賠償請求事件も増えています。
気軽に書き込みをしてしまうことから、名誉毀損が発生しやすい構造になっています。
民事上の損害賠償請求だけではなく、さらに刑事事件での告訴がされることもあります。
さらに、企業や事業主からのネット上の口コミに対して、名誉毀損により損害賠償請求をしたいという相談も増えてきています。
単なる感想であれば削除請求も難しいですが、客観的な事実とは異なり信用毀損や業務妨害とも受け取られる口コミだと違法と判断されることもあるでしょう。
名誉毀損は、事実を摘示することによって相手の社会的評価を低下させることと言われますが、これに該当しなくても、相手の信用を違法に低下させるような行為をすれば、信用毀損などとして違法と評価されます。
名誉毀損の損害額
名誉毀損が認められたとして、損害額については、まだ裁判例によって大きく幅があるのが実情です。
このような損害賠償請求を受けたとしても、請求額は相手方が主張している金額のため、それがそのまま認められることは少ないです。
裁判所が裁判例で、どの程度の金額を認めているかというと、諸事情で異なるのが実情です。
名誉毀損行為の内容、期間、広がり、被害者の属性、公共性の有無、営業利益の影響等によって変わっています。
被害者が個人の場合の慰謝料と比較して、法人や事業主の場合に、信用毀損や営業損害があるため、損害額は高まる傾向にあるといえるでしょう。
数十万円~数百万円の幅で慰謝料等が認定されている事例もあります。
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